1961年に発表されたスーダラ節によって一大ブームを巻き起こした無責任男「植木等」の再復活のきっかけとなったスーダラ伝説大メドレーを収録したアルバム「スーダラ伝説」を始めとするシリーズ全3部作がすべて完全復刻盤としてドリーミュージックよりリリースされました。
「とにかく、植木等は何度でも復活する。そして21世紀は必ず植木等で幕を開ける。これは歴史的必然である。ここに私が(予言)する。これぞマコトの「うれしい予言」。このアルバムは(予言集)である。
大瀧詠一(植木等的音楽より)
スーダラ伝説(オリジナル盤 1990年11月発売)
その中に収録されているスーダラ伝説メドレーでNHK第41回紅白歌合戦(1990年)に23年ぶりに出場を果たし、瞬間最高視聴率も記録した。
昭和のスーダラ節、平成のスーダラ伝説、そして令和になり復刻盤の再発売で3度目の復活を果たすこととなる。
まさに植木等は不滅の存在であることを改めてここに示すことになった。
このアルバムはスーパーバイザーにRINKY O’HEN、ライナーノーツは厚家羅漢の名義となっており、これは即ち大瀧詠一監修ということである。アルバムオリジナル作品としては、地球環境への警鐘をいち早く取り入れた「地球温暖化進行曲」や2000年の新世紀を10年前にテーマにした「二十一世紀音頭」など時代の先を見据えた革新的な楽曲が収録された、大瀧詠一によるこれは時代の予言的なアルバムにもなっている。
スーダラ外伝(オリジナル盤 1991年11月発売)
スーダラ伝説からまさに1年後に発売されたスーダラ外伝は、スーダラ伝説メドレーに収録が出来なかった13楽曲を集めたスーダラ外伝メドレーを収録した続編的な意味合いを持つアルバム。
そのほかにクレージー映画でしか聞けなかった映画挿入曲を新規に録音した「やせがまん節」「今日もやるぞやりぬくぞ」、そしてデビュー前から敬愛するディックミネの「ダイナ」のカバーのほかに、このアルバムのための新曲「どこまでも空」も収録されている。
植木等的音楽(オリジナル盤 1995年7月発売)
大瀧詠一プロデュースによる植木等3部作の完結編である植木等的音楽は植木等の多彩な結晶ともいえる内容で、やはり伝説的な歌手「三波春夫」と共演による「新二十一世紀音頭」裕木奈江とのデュエット「花と小父さん」谷啓のトロンボーンとコラボした「旅愁」大瀧詠一作品の「FUN×4」や「ナイアガラムーン」のカバーに加え、「針切じいさんのロケン・ロール」も含む大瀧ワールドが融合したアルバムになっている。
【ドリーミュージック/植木等的音楽】
https://dreamusic.co.jp/artist/japanese/31070.html
谷啓ワールド全開!
ミュージッシャンとしても1級の実力をもち、稀代のエンターティナーである谷啓のバラエティに富んだアルバム「ハラホロワールド」も完全復刻盤で同時発売します。
ハラホロワールド(オリジナル盤 1992年2月発売)
常に若手ミュージシャンがリスペクトする谷啓の音楽センスにあふれる、画期的なアルバム構成で、名曲「愛してタムレ」のヒップホップニューバージョンをはじめ、今や当たり前になったラップをいち早く取り入れた「怪奇ラップ現象」、沖縄サウンドを取り込んだ「アイヤ・ハラホロ」などアイディアマン谷啓のユニークな魅力があふれる内容です。